BSIのお仕事
バイオサクセスインテグレーションはバイオサイエンス関連製品の研究開発、製品評価、導入・導出から上市までをトータルにサポートするとともに、検査薬・研究試薬・医薬品原料の研究開発及び製造販売を行っています。
(株)バイオサクセスインテグレーション(BSI)
会社法人番号 0104-01-105523
商号 株式会社バイオサクセスインテグレーション
本店 東京都港区高輪一丁目27番37号
公告 官報に掲載
会社設立 平成25年4月30日
目的
1. ライフサイエンス及びバイオテクノロジーに関連するビジネスの研究開発のサポートとコンサルテーション
2. 海外メーカーからの新規技術・新製品の技術評価・紹介及び販売契約・代理店獲得のサポート
3. 海外に進出する企業の販売ルートの紹介・交渉・契約のサポート
4. 医薬品・医療機器・体外診断薬の開発及び薬事コンサルテーション
5. 検査薬・研究試薬・医薬品原料の研究開発及び製造販売
6. 前各号に附帯または関連する一切の事業
新しい取り組み
Invader®法に用いる酵素とFRETを提供を始めました
Invader®法の用語
1) Cleavase®(クリベース®)
Flap Endonuclease 1(FEN-1)は、DNAのFlap構造を認識して部位特異的に切断する酵素である。この酵素は、古細菌からヒトまで共通に見出されるDNAの複製に必須の酵素である。Cleavaseは、超耐熱性古細菌から分離されたDouble Flap Endonucleaseの一種で(Olivier, M. 2005)、複数のCleavase®が、特許で公開されている(JP4362150B2、EP2055781B1)。
2) Invader®法
Invader法は、Double Flap構造を認識して切断するCleavaseを利用した二段階の等温反応からなる。
第1段階では、2種類のオリゴヌクレオチド(Invader ProbeとSignal Probe)がDNAの標的部位とハイブリダイズする。2種類のオリゴヌクレオチドが少なくとも1塩基でオーバーラップすることにより、Double Flap構造(三重鎖DNA)が形成され、その構造をCleavaseが認識してSignal Probeを切断し、5’末端のFlapを遊離させる。
第2段階では、第1段階で遊離したFlapが蛍光物質及び蛍光消光物質(クエンチャー、Q)に修飾された検出用のDNA基質(FRETカセット)とハイブリダイズして新たなDouble Flap構造を形成する。Cleavase®は、新たに形成されたFlap構造を認識して切断する。この時に、クリベースは、蛍光色素と蛍光消光物質の間を切断するため、蛍光色素が遊離し、蛍光を発するようになる。
このサイクルが繰り返されることで蛍光シグナルが増幅される。この反応は、検出される蛍光シグナルのみが増幅されるため、テンプレートDNAを増幅する必要がない。また、PCR法と組合わせて、より検出感度を高めることもできる。
3) FRET
FRETは、Fluorescent Resonance Energy Transferの略で、蛍光を発する分子同士(ドナーとアクセプター)の間でエネルギーのやり取りが起こる現象のことである。アクセプター分子が受け取ったエネルギーを熱エネルギーとして放出するときは、蛍光が消光するので、このようなアクセプターは、クエンチャー(Q)と呼ばれる。FRETは、ドナーとアクセプター分子が充分に近接(1.0-10 nmに存在)しているときに起こる。Invader法で使われるFRETカセットは、励起光を受け取った蛍光分子に対して、クエンチャー(Q)の影響により消光(蛍光クエンチング)されているDNAオリゴマーである。FRETカセットの蛍光クエンチングは、Cleavaseによる切断により解除され、蛍光分子が蛍光を発するようになる。
4) FRETカセット
Invader法で使われるFRETカセットは特異なヘアピン構造を持つDNAオリゴマーで、ステムループ(ヘアピン)構造になっており、ステムの部分は2重鎖となっている。
マイストーリー
代表 齋藤善正 理学博士
1950年大阪府生まれ。大阪大学大学院理学研究科修士課程修了。藤沢薬品工業(現、アステラス製薬)入社、有機合成による低分子医薬品創薬、遺伝子組換え法による蛋白医薬品製造、米国と欧州のバイオベンチャー企業の技術評価、体外診断薬(分子診断薬)のドキュメンテーションおよび申請業務を担当。2005年、再生医療のセルシード(株)に移り、研究開発と海外治験を統括。体外診断薬と医療機器のサードウェーブジャパン(現、ホロジックジャパン)に移り、遺伝子診断薬・医療機器の薬事開発業務および日本法人の統括マネージング(日本法人代表取締役)。2016年から5年間、東京大学医科学研究所特任専門官を経て、2021年より バイオサクセスインテグレーション(代表)。
マイスキル
- 蛋白医薬品3品目の遺伝子設計・製造からレギュレーション・上市までを担当
- 海外駐在経験(米国3年)
- 体外診断薬5品目の薬事から上市までを担当
- 再生医療等製品の研究開発と薬事対応
- 外資系企業の日本法人社長経験
- 組換えタンパク質・特殊な核酸の製造
ソリューション
私たちは最大限のアウトプットを追求します。ご要望に合わせて私たちが寄与できる付加価値を常に提供します。
マイミッション
目標達成に邁進する方の助けになるよう日々努力しています。
BSIの業務
- 検査薬・研究試薬・医薬品原料の研究開発及び製造販売
- ライフサイエンス及びバイオテクノロジーに関連するビジネスの研究開発のサポートとコンサルテーション
- 海外メーカーからの新規技術・新製品の技術評価・紹介及び販売契約・代理店獲得のサポート
- 海外に進出する企業の販売ルートの紹介・交渉・契約のサポート
- 医薬品・医療機器・体外診断薬の開発及び薬事コンサルテーション
- 前各号に附帯または関連する一切の事業